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歯科診療所形態の推移略年表
(2007年4月5日 変換)
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    年度    診療形態  内容など       関連事項
   
            江戸時代  
   
      (このころ歯科疾患の処置に当たっていたのは、宮中、  
       幕府,大名などのお抱えになっていた御典意、奥医師  
       などの口中医、庶民を相手にする歯医者,入れ歯師、  
       歯抜師、さらに香具師の歯抜渡世人、入れ歯渡世人  
       などであった  
       西洋でも、DentistのほかにDentatore,Tooth Drewer  
       などであった   )  
       (このころの医療は医師が患者の宅に赴いて行うのが  
        通常で、医者を招くことの出来ない貧窮者のための  
        救療施設が置かれていた     
        これは歯科医療についても同様であった  )  
   
   
      写真(歯医者の診療風景)     (16世紀ころのヨーロッパ)
     
1866(慶応2) 伊澤道盛が口中医として江戸で  
      開業した  
1867(慶応3) 横浜に米人歯科医のHenry Win  
     が来て居留地外国人の歯科治療  
    を始めた  
     
          明治時代  
   
1868(明治1) 渡邊良斎が口科として開業した  
  Eastlakeが二度目に横浜に来て  
      居留地の外国人の歯科治療  
      を始めた  
    (イーストレーキはこのとき  
     一人で来たので,長谷川保が  
     家事と助手として入った)  
1870(明治3) Eastlakjeは1年で去り、Eliottが  
     後を引き継いだ  
   
   
  写真(外人がTrabering Dentist   (1890年ころのヨーロッパの
           歯医者)     などと呼んだ日本の歯医者)       歯科診療風景)
   
1874(明治7) Eliott上海に去り、Parkins引き継ぐ  
     (このころから、日本人も米人歯科医の歯科治療寮を  
      受けるようになり Parkinsの所には通訳が入った)  
      椅子で治療すること、麻酔で歯を抜くこと,、歯を削る  
      道具を使うこと、新しい入れ歯を作ること、などが  
      知れ渡るようになった)  
  小幡英之助が上海から帰国した  
1875(明治8) 小幡英之助が最初の医術試業試験  
     を受験し、歯科の免許を取得  
     し、東京・京橋で開業した  
1876(明治9) 清水卯三郎の瑞穂屋が  
     米国のホワイト社、英国アッシュ社  
    などから歯科用器械、材料の  
    輸入を始めた  
1878(明治11) 神翁金松が入れ歯・歯抜師として  
       開業した  
  高山紀斎が米国から帰国して    (小幡式歯科治療椅子)
      開業した  
      (このころから、足踏エンジン、  
        金箔充填、セメント充填、  
        ガッタパ^チャ、アマルガム  
        などが拡がった)  
      (蒸和ゴム床義歯も注目され  
      たが,木床義歯も用いられて  
      いた)  
1883(明治16) 歯科医術開業試験発足
  歯科医籍発足
1884(明治17) 菅沼友三郎が金冠を導入した 入歯歯抜口中療治営業者鑑札
     (このころの歯科料金表に     制度開始
      歯石除去が登場する)  
1887(明治20) 小幡一門の研修のための
     交訽会が発足
1889(明治21) j従来家の研修組織・矯和会発足
  大澤歯科医学校発足
1890(明治23) 高山歯科医学院発足 芝
1892(明治24) 小笠原義章が成人の歯列矯正を  
       行った  
1892(明治25) 伊澤新平がコカイン麻酔下で  
       小手術を行った  
1884(明治27)    (このころ歯科医の少ない 愛知歯科医学校発足
      地方への出張診療が行な  
      われた)  
1903(明治36) 東京帝大医学部附属病院に  
      歯科外来が開始された  
     (医員は医師、歯科医は  
       介補、傍観生、)  
1904(明治37)   (日露戦争には歯科医が嘱託で  このころ米国では婦人の
      従軍した)    歯科助手が登場した
  陸軍 戸山学校附属病院では  
      傍観生の佐藤運雄が  
      戦傷者の歯科地量に従事  
      した  
1906(明治39) 歯科医師法公布
   
        大正時代  
   
  写真(大正初期の歯科診療スナップ)    (米国ののスナップ)
   
1912(大正1) 指定歯科医学専門学校の  
     卒業生が歯科界に参入してきた  
                     10月  
1814(大正3) 東京歯科医学専門学校附属病院  
    で歯科用]線写真撮影、と  
    矯正歯科臨床が発足した  
1915(大正4) 伝達麻酔(ブロック麻酔)が導入された  
  電気エンジンが拡がって来た  
1916(大正5) 歯科医専校の臨床のレベルが充実  
       して、臨床歯科医の内容との  
    格差を埋める検査風コースが  
     日本歯科医専校でデンタル  
     グラジュエート・コースとして  
     実施  
1917(大正6) 東京歯科医専校で夏季講習会開催 大坂歯科医学専門学校発足
1918(大正7) 歯周病の外科的手術導入  
1919(大正8) 新潟 石塚歯科病院発足 文部省歯科病院に
     歯科技工師養成コース発足
1920(大正9) 慶応義塾大学医学部に歯科発足 東洋歯科医学専門学校発足
  東京電気局歯科診療所発足  
1921(大正10) ライオン児童歯科院発足 九州歯科医学専門学校発足
1922(大正11) 日本女子歯科医学専門学校発足
  明華女子歯科医学専門学校発足
1923(大正12) 東京 丸の内ビルデイングに  
      米人歯科医のバトラー開業  
  歯科用ユニット導入  
1925(大正14) 東京歯科医専校 長期の  
       BDSコース実施  
        (70日間)  
   
         昭和時代  
   
1927(昭和2) ニッケルクローム合金導入 健康保険発足
  ポーセレン導入  
1928(昭和3) 東京 白木屋デパートに  
       歯科診療所発足 東京高等歯科医学校発足
  ワンピースキャスト義歯導入  
1929(昭和4) トリパフラビン導入 京城歯科医学専門学校発足
  義歯床材料ヘコライト導入  
  クロールエーテル全身麻酔導入  
  18/8鋼ーウイプラ導入  
1933(昭和8) 大坂 濱野綜合歯科診療所発足  
1937(昭和12) アクリールレジン導入  
  銀パラジウム金合金導入  
1942(昭和17) 国民健康保険実施
1943(昭和18) 国民医療法の基く  
       歯科医師補習教育発足  
   
        敗戦  
   
1948(昭和23) アルジネート印象材導入 歯科医師法公布
1949(昭和24) 両翼レスト付クラスプ 社保導入  
1950(昭和25) パラタルバー、リンガルバー  
        社保導入  
1951(昭和26) クリストバライト埋没材導入  
  常温重合レジン導入  
  14K金合金インレー社保導入  
1952(昭和27) 複根管社保導入  
  歯槽膿漏暫固定社保導入  
1953(昭和28) 14K鋳造鈎社保導入  
  金パラジウム銀合金社保導入  
1957(昭和32) チオコールゴム印象材導入  
1961(昭和36) 部部床義歯遊離端加算、社保導入 国民皆保険発足
  乳幼児加算社保導入  
1984(昭和39) 中央研修セミナー発足  
      (日本歯科医師会)  
  リベース社保導入  
  スタデイーモデル社保導入  
1967(昭和42) 歯科診療時間約束制普及  
  コンポジットレジン導入  
  メタルボンド導入  
  ラバーダム加算社保導入  
1970(昭和45) 歯の110番発足  
1971(昭和46)) ]線パノラマ装置普及  
1972(昭和47) 日本歯科医師会、脱保険声明  
    計画診療提言  
1974(昭和49) 指導料加算社保導入  
   
      (オイルショック)  
1976(昭和51) ジャッケトクラウン社保導入  
1978(昭和52) シリコン印象材普及  
  小児歯科, 矯正歯科標榜製発足  
1981(昭和56) インプラント導入  
  マンデイブラキネジオグラフ、  
    パングラフ、  
    デンtルサウンドマスキング  
      社保導入  
  ポリサルホリ酸樹脂社保導入  
1982(昭和57) 接着性コンポジットレジン社保導入  
  補綴監視料社保導入  
1983(昭和58) 光重合コンポジットレジン導入  
1984(昭和59) 慢性疾患指導料社保導入  
  歯科口腔衛生指導料社保導入  
1986(昭和61) 一人医療法人容認  
     


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最終更新日 2007年4月5日 管理者sasablog

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