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婦人歯科医関係略年表
(2007年1月31日 変換)
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  年度     日本の婦人歯科関係      関連事項
   
    ギリシャ神話のアポロの娘ハイゲニア の伝説もあり
   これが衛生(Hygiene)の語源となっていることは
   よく知られている  
   しかし東洋でも西洋でも、女子が医療に関わった
   ことは古い時代には殆ど見られていない
   12世紀になって、独逸でベネヂクト派の尼僧
    Hiedegard von Bingenの医療活動の事跡が
   見られる程度である  
   歯科については全くみられていない
    18世紀頃になって欧米では、歯科医療を行って
   いた女性の事跡が見られるようになっている
   
1859(万冶2) 米 Conecticutt州のEmeline
         Robert Johnsが歯科を
      していた夫の死後、
      それを引き継いで60年
      も歯科診療をしていた
1865(慶応1) 米 Hobbs,Lacy..B.が初めて
     Ohaioで歯科医学校を
     卒業して免許をとって
     開業した
   
     
          明治時代  
   
   
1869(明治2) 米 歯科医学校への女子の
     入学を正式に承認した
1875(明治8) 医師の免許制度発足
  楠本いね(シーボルトの娘)が
     従来家として医師免許を
     とった
1880(明治13) 仏 Purkis,Heleneがパリで
       歯科を開業した
   
1884(明治17) 荻野吟子が医師免許を取った
1887(明治19) 生澤いくのが医師免許を取った
  歯科矯和会発足(高橋富士松)
     (歯科従来家の受験準備
           研修組織)
1890(明治23) 高山歯科医学院発足
1892(明治25) 鷲山(吉岡)弥生が医師免許を
         取った
  米 Womn's Dental Asociation 
         of the United States設立
           (12のメンバーの連合体)
1894(明治27) 高橋孝子が歯科医師免許  
           (235号)  
     〔矯和会、高山歯科医学院、  
     済生会などで独学)  
  伊藤タケ子(伊藤忠三郎夫人)  
      歯科医師免許 252号  
  松井吉枝 歯科医師免許 260号  
1895(明治28) 英 Lindsey, Lillianが婦人歯科医
     として最初に免許を
     取得した
1896(明治29) Phyldelphia大學歯学部  
     卒業の中村安子帰国し  
      麹町で開業 (380号)  
1900(明治33) 東京女子医学校発足
         (吉岡弥生)
1902(明治35) 東京女子医学専門学校発足
      (東京女子医学校)
1905(明治38) 木下磯子 歯科医師免許  
    東大歯科の傍観生となる  
  八太弥譽子 歯科医師免許  
                  891号  
1907(明治40) 杉本のり 歯科医師免許 939号   婦人歯科医師数 10人
  東京歯科医学専門学校発足
  共立歯科医学校発足
     (日本歯科医学校)
        (女子部併設)
1909(明治42) 日本歯科医学専門学校発足
1910明治43) 東京女子歯科講習所発足  
     (日本歯科医学校女子部  
     廃止による女子学生収容)  
       (大久保潜龍)  
1911(明治44) 広島女子歯科医学校発足  3月  
        (熊谷鉄之助)  
  東京女子歯科医学校設立  
      (東京女子歯科講習所)  
   
          大正時代  
   
1913(大正2) 東京女子歯科医学校  
          第一回卒業式 3月  
        (3名)  
  雑誌「主婦の友」11月号に  
     「新しく出来た婦人の職業」  
      として婦人歯科医を紹介  
   
  このころの  
     東京女子歯科医学校の  
     生徒たち(写真掲載予定)  
   
1914(大正3) 細谷英子(向井)  
    東京女子歯科医学校卒業後  
    満鉄・大連病院赴任  
   
1916(大正5) 細谷英子帰国、東京・四谷開業 英 Royal Dental Hospital
          女子の入学を承認
1917(大正6) 明華女子歯科講習所発足  3月  
        (東京女子歯科医学校から 大坂歯科医学専門学校発足
        分立)(香山明)  
   (明華女子歯科医学校と改称)  
   
1918(大正7) 三澤サイ子 サンフランシスコで開業  
1919(大正8) 東洋歯科医学専門学校発足
     (日本大学歯科の前身)
1921(大正10) 青木(川上)みわ  
    明華女子歯科医尾学校卒業 九州歯科医学専門学校発足
  池田殖子(しげこ) ライオン児童歯科院発足
     ライオン児童歯科院勤務  
   
1922(大正11) 東洋女子歯科医学専門学校  
         発足       3/29  
    (明華女子歯科医学校改名)  
  東京女子歯科医学専門学校  
         発足        6月  
    (東京女子歯科医学校改名)  
1923(大正12) 鈴木鶴子 東京女子歯科医専  
       卒業  
       Texas歯科医学校留学  
  青木みわ 星製薬歯科診療所  
       勤務  
1924(大正13) 水島チヨ 東洋女子歯科医専卒業  
  「双葉会]発足        6/29  
       (婦人歯科医の会)  
     (細谷英子、青木みわ、  
      金子サダ, 木下磯子、  
      池田殖子   )  
  鈴木鶴子 Calfornia州の  
         歯科医師免許取得  
        サンフランシスコで開業  
1926(大正15) 日本歯科医師会発足   11月
    (日本聨合歯科医師会改称)
   
         昭和時代  
   
   
1928(昭和3) 米 American Association
       of Women Dentist発足
      (AAWD)
     (The Womwn's Asociation
           of the United States
           の改称)
1933(昭和8) 鈴木鶴子帰国、  
     東京・巣鴨で開業  
  二之宮千代   
      東京女子歯科医専卒業   
                        10月  
1934(昭和9) 日本女子歯科医学専門学校発足  
     ( 東京女子歯科医学   
          専門学校改名)  
       東京・大岡山  
1935(昭和10) 二之宮千代 慶応義塾大學  
      医学部歯科に入局  
       (放射線専攻)  
1936(昭和11) 大坂歯科女医会発足    9/13  
1937(昭和12) 亀沢シズエ 東京女子歯科医専  
           卒業  
1938(昭和13) 亀沢シズエ 東京・荒川で開業  
1942(昭和17) 国民医療法公布
1943(昭和18) 二之宮千代    
    医学博士の学位取得  
   
          敗戦  
   
   
1945(昭和20) GHQより男女共学の指示 10月
1946(昭和21) 東京歯科大学(旧制)発足 7月
  東京医科歯科大学(旧制)
               発足 10月
       (東歯大は2回生から
       東医歯大は4回生から
       女子学生を受け入れ)
1947(昭和22) GHQの指示により、歯科医専を
  日本女子歯科医専、     チェックし、A,Bに区分し、
  東洋女子歯科医専     B級は次年度の学生募集
     2校はB級とちなる     中止
1950(昭和25) 水島千代 東京医科歯科大学  
      赴任 (歯科矯生科)  
   
  東洋女子歯科医学専門学校  
      第25回生卒業(131名)  
        廃校  
  日本女子歯科医学専門学校  
      第24回生卒業(138名)  
       廃校  
  全国婦人歯科医会発足  11/18  
    ( 会長   向井英子  
      副会長 川上みわ  
           二之宮千代 )  
1951(昭和26) 「婦人歯界」発刊       3月  
  12月の婦人歯科医師数
         3017人
1952(昭和27) 全国婦人歯科医会  
      会長  川上みわ  
1954(昭和29) 全国婦人歯科医会  
      会長   川上みわ  
      副会長 和久本文枝    
            山村こう  
1055(昭和30) 全国婦人歯科医会が    歯科医師数 31,109
    茨城県で 無歯科医地区     男子   27,767
      歯科診療事業事業を実施     女子    3,342
                    6月  
1956(昭和31)    北海道・岩内地区で  
      無歯科医地区歯科診療  
        事業実施      6月  
1957昭和32)     北海道・積円半島で  
      無歯科医地区診療事業  
         実施        6月  
1958(昭和33)     大島で  
      無歯科医地区診療事業  
         実施        6月  
     北海道・積円濱地区の  
      無歯科医地区診療事業  
          実施       8月  
1959(昭和34) 八丈島の無歯科医地区  
        診療事業実施   4月  
  大島の無歯科医地区  
       診療事業実施    5月  
1970(昭和45) 鶴見i女子大学歯学部発足     歯科医師数  37,859
             〔女子のみ)          男子    33,756
      女子       4,103
   
1973(昭和48) 鶴見大学歯学部に移行  
        〔男女共学)  
1980(昭和55)    歯科医師数  53,602
       男子     47,012
           女子      6,590
1986(昭和61)       歯科医師数  66797
       男子      58180 
       女子      8617
1990(平成2)     歯科医師数  71028
       男子      63822
            女子       10206 
2000(平成12)     歯科医師数  90857
            男子     75671
            女子     15186
2004(平成14)     歯科医師数  92874
        男子    76549
        女子    16325
2006(平成18) 末高武彦{女性歯科医師数の  
         現状と将来」  
   
     


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最終更新日 2007年1月31日 管理者sasablog

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